2日目。祖母を連れて外出。

が、天気はあいにくの雨。隣接する士幌町にある「いちい」にて昼食。
どこまでもまっすぐな農道のなかにポツンとたたずむ店舗。大きなイチョウの木と愛犬“ししまる”が出迎えてくれる。
11時30分の開店にあわせて行ったのだが、我々を含めてすでに3組の客がきていた。

落ち着いた雰囲気の店内。
カウンターのうえにある大きなスピーカーからはジャズの音が流れている。
そのスピーカーの間にある大画面の液晶テレビには北海道の景色をあつめた映像が映し出されている。






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1日限定20食という日替わりランチをオーダー。おかずはすべて小鉢に入っている。
チキンカツ、ひとくちそうめん、昆布巻き、サラダ、レンコンのきんぴら、タコのマリネの6品がついて650円!
ご飯はお代わり自由。素材の風味を生かした味付けでどんどん箸が運ぶ。
食後にカフェオレ。妻はケーキもオーダーする。よく入るな、しかし。

ほかのメニューとして豚丼や定食、パスタなどもある。
オーダーしてから品物がでてくるまでのつなぎとして、ちょっとしたおやつも用意されています。






食事後、立ち寄った道の駅で足湯を発見。となりに温泉施設があってそこから湯をひいているようだ。
たまにはゆっくり温泉にでも行きたいのだが、子どもがいるとなかなか行けない。
足湯は無料なので、せめてと思い試してみたら非常にお湯が熱かった。

そうこうしているうちに雨があがっていたので、この時期にしか見られないという
タウシュベツ川橋梁を見ようと(少しは観光客らしいこともしないと)糠平湖へ向かう。
……が、目的地に近づくほどに再び雨。山間に留まっていた雨雲に我々が追いついてしまったようだ。
とりあえず、行くだけいこうと先へ進むも雨脚は強くなるばかりでしまいにはスコール状態。
やれやれ。これではもう引き返すしかない。

糠平について少し。
糠平は、かつては温泉郷として栄えていたが(別に今が栄えていないというわけでもない)、
三国峠が開通したために客足を先の大雪/層雲峡にとられてしまったらしい。
当初の目論見としては、道路が開通すれば客が増えるとふんだらしいのだが逆効果となった模様。

しかし、ここら辺一帯は国立公園に指定されており、一部のマニアには非常に人気の高いスポット、らしい。
ここは個人で宅地を買って家を建てることができるのだが、
国立公園で土地が買えるというのは全国を探してもここだけなのだとか。

そんなわけで糠平を引き返し、同じ上士幌町内にある「しんむら牧場」へ向かう。
ちなみにいうと、糠平も上士幌町である。あとは地図で調べるべし。

しんむら牧場。
この牧場が経営するカフェ「CREAM TERRACE」では、牧場で取れたミルクを使ったミルクティーやチャイが楽しめる。
最近いろいろと雑誌などにも載るようになったので、けっこうお客さんがきている。

ばあちゃんは「よくこんな何もないところにくるよな〜」とぼやくが
たしかにここにたどり着くのはけっこう骨が折れるため、あながちその指摘は間違っていない。
何せ目印となる看板が小さく、見落としがちであることと、周りが同じような風景なので
どの道をどう曲がったらよいのかさっぱりわからないことと、目的地に近づけば近づくほどに
道がせまくなっているので、はじめて行く方はきっと「この道で正しいのか!?」と不安に思うことに違いない。
でもそれは正しいので、勇気を出して前に進んでください。

僕も昨年はじめていったときは本当に場所がわからずに近辺をぐるぐるぐるぐる回ってしまった。
でも一度たどり着ければ、二度目からはなんとなくわかると思います。






ワッフル

フルーツワッフルとチャイをオーダー。今月のフルーツはパイナップル。甘みと酸味が絶妙。
ワッフルのクリームはもちろん牧場産。チャイも美味しい。
ワッフル650円。チャイ600円。ちなみに、コーヒーは置いていません。






帰宅。夕食は近所のみどり鮨から出前をとってもらう。完全にお客様である。
ほか、叔母さんが手羽先やきびなごのから揚げなどを作ってくれる。どれも美味い。
昨日の反省から、今日は缶ビールをちびちびと飲る。どうでもいいけれど、昨日と今日でかなり太ったに違いない。

夜。またもスイカを食べながらアジアカップ日本対韓国戦をテレビ観戦。
延長になった時点で試合への興味がなくなったのだが、一応最後まで見る。
人数がひとり多いのに90分で決着をつけられないのは負けと同じ。
幸運は2度も訪れないと悟ったところで就寝。