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「これだと感じた被写体に出会ったら、必ず、迷わず、絶対に撮るんだ!! 写真は、撮れば『1』、撮らなければ『0(ゼロ)』。写真は僕たちが、君たちが生きた証。これから先、写真が人生を助けてくれることがある。恩返ししてくれることもある。写真の力を信じていこう!」

1カ月にわたり通った写真家・須田誠さんの「旅・写真ワークショップ」が、終わった。これまで独学で写真をやってきたが、このワークショップに参加してを、改めて初心に返れた気がする。

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「言葉は通じなかったけど、コミュニケーションが通ったんだ」

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「僕が写真を撮るときは、親密距離の45センチまで近づく」

「写真を撮るときに大切なこと。LOOK、FEEL、IMAGINE、TAKE。まずはLOOK。よーく見ること、それが何よりの基本になる」

「感じる写真を撮ろう。それには、人生を楽しむこと。自分自信を信じること。好きなことをやっているか? ココロのレンズは曇っていないか? 好奇心をもっているか? 固定概念を捨てられているか?」

「被写体を見よう。背景を見よう。ファインダーの四隅をよく見よう。絞りや露出など、数字も大切だ」

「この世界にあるすべてのものが被写体だ。撮れないものはない。もし、撮れないというならば、それはココロのレンズが曇っている。たとえば、今日は雨が降っている。でも想像してみよう。ヒマラヤに住む女の子がいる。山と空だけがある環境に住む、ココロが澄み切った女の子。彼女にある悲しい出来事があって、一粒だけ流した涙が地面に落ちた。それが蒸発して、風に乗り、雨となって、この東京の、いまこのときに降り注いだ。この雨は、そんな雨だと想像しよう。それだけで写真に深みがでる」

「被写体を自分のなかに入れよう。被写体に出会ったとき、自分の本質が自らの肉体を飛び出し、レンズを通して被写体をつかまえる。そしてその被写体が自分の体の中に戻ってきたその瞬間に、TAKEする!」

須田さんの言葉、須田さんが伝えたかったことの一つひとつ思い出す。言葉にするととてもシンプルなのだけれど、これを実践して、本当に理解するには、まだまだ時間がかかるだろう。それでも、最後はTAKEあるのみ。復習あるのみ。

「We Believe Photo Power!」

写真は楽しい。写真の力を信じていこう。

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「撮れば『1』、撮らなければ『0』」


本当に写真を撮るのが楽しくなるワークショップです。どんなテクニックよりも、技術よりも大切なことが学べると思います。僕の記事を読んで、興味をもっていただいたり、ワークショップに参加してみようと思ってくださった方がいらっしゃったなら、幸いです。

次の日曜日(3月1日)は渋谷・原宿で、ストリートシューティングをします。街を行く見知らぬ人たちに声をかけて写真を撮っていく、いわばゲリラ撮影。きちんと声をかけられるだろうか? やはり緊張するのだろうか? 何年も写真を撮っていますが、ストリート撮影ははじめての経験なので、非常にワクワクしています。もし、僕から声をかけられたら、よろしくお願いします(笑)

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「あの〜、写真を撮らせていただけませんか?」ストリートシューティングの予行練習。

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ファインダーを覗くのは、楽しい。

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ノーコメント・・・。

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最後のカンパイ!

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「どれどれ。ちょっと貸してごらん」

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気づかれた!

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思い起こせば、終始笑っていたな。

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須田さんお気に入りのレンズは35mm F2.0の単焦点レンズ。「作品をつくるときは、これ1本で撮ることも多い」そうです。

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最後に記念撮影!楽しかった!ありがとう!


DAY1の記事はコチラ
DAY2の記事はコチラ
DAY3の記事はコチラ


【須田誠 オフィシャルサイト】
http://travelfreak.jp/

【須田誠 旅・写真ワークショップ】
http://travelfreak.jp/ws-beginner/index.html


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